2026/09/30 23:05



















STILL BY HAND — シンセティックレザーブルゾン BL07263
アウターから、コートのインナーまで。
レザーやスエードのブルゾンには、やはり独特の格好良さがある。
ただ、生地に厚みや硬さがあるものは、その上からさらにアウターを重ねるとなると、腕まわりの窮屈さや収まりが気になることもある。
STILL BY HANDのシンセティックレザーブルゾン BL07263は、袖を通してみると想像していた着心地とはかなり違った。生地は柔らかく、重量も抑えられている。さらに上からコートを羽織ることまでできる。
スエードの見た目と、柔らかな着心地
使用しているのは、ポリエステル100%のフェイクレザー。表面はスエードを思わせる質感で、秋冬の服らしい暖かみを感じさせる。適度なハリがあるため、柔らかな生地でありながらブルゾンの形もしっかり残る。
触れてみると、生地はしなやか。裏地を付けていないこともあり、腕を動かした時に生地が突っ張りにくい。想像していた重量感に対して、着た時の感覚はずっと軽快だ。
本革にどれだけ近いかではなく、この素材だからできる着方に僕は惹かれた。
比翼と四角いパッチポケット
フロントは、ボタンを表に見せない比翼仕立て。前を閉じるとボタンが隠れ、中央にはすっきりとした縦のラインだけが残る。金具やボタンが並ばないことで、スエード調の生地が正面に広く見える。
そこに付くのが、四角いフラップなしのパッチポケット。この手のブルゾンではあまり見かけないデザインだ。何かを飾りとして加えるのではなく、生地を一枚重ねた四角い形が正面のアクセントになっている。
Gジャンに近い、やや短めの着丈
シルエットで特徴的なのは、やや短めに設定された着丈。裾を長く取ったアウターとは違い、上半身でコンパクトに収まる。Gジャンを着た時に近いと感じるのは、この長さによるところが大きい。
この短さは、コートを重ねた時にも利いてくる。中に着たブルゾンの裾だけが長く残らず、アウターの中に収まりやすい。
コートの中まで着られるブルゾン
このブルゾンの良さが一番よく分かったのは、上からコートを羽織った時だった。肘を曲げても生地の硬さが気にならず、スエードジャケットを中に着た時に感じる窮屈さもない。
秋口にはアウターとして着て、気温が下がればコートの中へ。季節が進んでも別の服へ入れ替えるのではなく、着る位置を変えていける。
STILL BY HAND — シンセティックレザーブルゾン BL07263
この着方までできることが、LAMPAでこのブルゾンを選んだ理由です。
