2026/06/16 15:56









YONETOMI
RIGID SEA ISLAND COTTON YOKO-MARUDO KNIT TEE
世界最高品質を、鍛え上げる。
シーアイランドコットン。
『繊維の宝石』
『奇跡の綿花』
そう呼ばれる、世界最高品質のコットンです。
服が好きな方なら、一度は聞いたことがある名前だと思います。
長く、細く、そして強い。
世界中の超長綿の中でも頂点に位置すると言われる存在です。
ただ、このニットの面白さは、その最高級素材を使ったことではありません。
その素材をどう料理したか。
そこにあります。
普通なら、その繊細な肌触りや上品な光沢を最大限に活かそうとするはずです。
柔らかく。
滑らかに。
上品に。
高級に。
世界最高品質の素材なら、なおさらです。
でも米冨繊維は違いました。
あえて強撚する。
繊維をきつく撚ることで、生地に張りとコシが生まれる。
そして極限まで度詰めで編み上げる。
目を詰めれば詰めるほど、生地は密度を増し、芯を持つ。
シーアイランドコットンを、さらに鍛え上げるような発想です。
だから柔らかいだけでは終わらない。
上品なのに力強い。
高級なのに構えなくていい。
初めて触った時。
正直、少し驚きました。
僕の中にあったシーアイランドコットンのイメージと違ったからです。
あれ?
シーアイランドコットンって、こんな感じだったっけ?
そんな違和感から始まりました。
でも調べれば調べるほど納得します。
これはシーアイランドコットンの魅力を消しているわけではない。
むしろ逆です。
素材の良さに頼るのではなく。
素材の可能性をさらに引き出そうとしている。
そんな服でした。
そして、このニットを見ていて思うことがあります。
意外なほどアメカジとの相性が良い。
軍パン。
チノパン。
色落ちしたデニム。
ファティーグパンツ。
一般的な高級ニットなら、少し気を使ってしまうような相手です。
でも、このニットは負けません。
生地に芯がある。
生地に強さがある。
だから合わせる側が少しラフでも成立する。
高級ニットなのに軍パンが似合う。
高級ニットなのに気取らない。
上質なのに日常着。
このバランスはなかなかありません。
1952年創業。
1959年には日本で初めてサマーニットを開発した米冨繊維。
長年ニットと向き合い続けてきたメーカーだからこそ辿り着いた、答えだと思います。
世界最高品質を、ただ柔らかく終わらせない。
鍛え上げて、日常着にする。
それがこのニットです。
