A VONTADE AFTER HOODIE PARKA VTD0601-CS
¥24,200($152.98)
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■A Vontade
古き良きアメリカ、ヨーロッパのワーク・ミリタリー・スポーツのウェアーからそれぞれの用途に応じた「ツール」としてのインスピレーションを受け 受け継ぐべきデザインや素材、機能性を吟味しながら、今の時代に必要な価値観や日本特有の繊細さ、緻密さをプラスしてオリジナリティーのある洋服へと進化させる。*A VONTADEの洋服は、あくまでカジュアルなモノであるが、「カジュアル=日常的」に着るモノであるが故に、タフで細部にまで拘った末永く着れるモノでなくてはならないと考える。日本でモノ作りっをする事に拘りを持ち、その高い技術力を背景に時を経て価値のあるモノ、着ていくほどに味わいを増すようなモノ作りを目指しています。
■Lampaの見解
A VONTADE AFTER HOODIE PARKA
VTD0601-CS
ヴィンテージスウェットを思わせる、乾いた質感と骨のある生地。
後付けフードとドラポケ。機能から生まれた古いディテールを一着に。
アメカジが好きなら、ヴィンテージスウェットのディテールにはどうしても惹かれるものがある。後付けフード、ドラポケ、リバースウィーブ仕様、脇のリブパネル、フラットシーマ。どれも飾るために考えられたものではなく、寒さをしのぐ、縮みを抑える、身体を動かしやすくするといった目的から生まれ、それが結果として独特の格好良さになって残っている。
A VONTADEのAFTER HOODIE PARKAには、そんなヴィンテージスウェットの面白さがかなり濃く詰め込まれている。ただ、ディテールの数を競う服ではない。硬さのあるBD糸からつくられた裏毛、クルーネックの襟リブを残した首元、二枚仕立てのフード、身頃の中央で存在を主張するドラポケ。ひとつずつ見ていくと、古着好きが反応する要素が次々と出てくる。
そして、それだけ古い仕様を盛り込みながら、全体を見ればいわゆるレプリカ特有の古臭さへ向かわない。ヴィンテージの要素を強く残しながら、服そのものは洒落て見える。この加減こそ、A VONTADEの服づくりの巧さであり、LAMPAがこのパーカーを選んだ大きな理由でもある。
柔らかさだけではつくれない、ヴィンテージスウェットの手触り
生地には、もともと硬めの風合いを持つBD糸を二本撚り合わせた双糸を使い、目を詰めて編み立てた裏毛を使用している。触れた時にまず感じるのは、ふっくらとした膨らみの中に残る乾いたシャリ感としっかりしたコシ。最初からふわふわに柔らかく仕上げたスウェットとは、触った瞬間から方向が違う。
ヴィンテージのスウェットには、年代やブランドを見る前に、生地に触れただけで何か違うと感じさせるものがある。滑らかに整えられた現代的な裏毛とは違う、少し乾いていて、手の中に生地そのものの存在を感じる質感。この裏毛が狙っているのも、そうした古いスウェットを連想させるタッチだ。
しかし、表側の力強さだけではない。裏面には細かな起毛を施し、身体に触れる側には柔らかさと保温性を持たせている。外側にはシャリ感とコシ、内側には細かな起毛。見た目には昔のスウェットが持つ無骨さを感じさせながら、実際に身体へ触れる部分まで同じ方向には振らない。この表裏の差が、見た目の力強さと実際に着た時の心地よさを両立させている。
首元に、クルーネックの名残がある
このパーカーで最も象徴的なのが、首元だ。一般的なパーカーは首の開きからそのままフードへつながっている。それに対して後付けフードは、クルーネックの襟リブを残し、その外側へフードを縫い付ける。スウェットにフードを足したという歴史が、首元を見れば分かる。
背景にあるのは、スポーツウェアとしての防寒性だ。身体を暖めるスウェットに、頭や首元を覆うフードを加える。1939〜40年のSEARSのカタログにもフード付きスウェットが新品として掲載されている。現在ではヴィンテージ特有の意匠として見るこの形も、当時は着る人のためにつくられた現役のスポーツウェアだった。
それが今見ると、とにかく首元が面白い。丸い襟リブが前からはっきり見え、その後ろからもう一段、フードが立ち上がる。普通のパーカーならひと続きになる場所に二つの輪郭が重なることで、首まわりに奥行きが生まれる。フードを背中へ下ろした状態でも、この重なりは消えない。被っている時だけではなく、普段の姿そのものに後付けフードの特徴が表れる。
A VONTADEでは、そのフードを二枚仕立てにしている。生地を二重にすることでフード自体に量感を持たせ、下ろした時にも薄く潰れず、しっかりと立つように仕上げている。さらにフードコードにはニッケルチップ加工を施したコードを使用。丸い襟リブの上に立ち上がるフードと、そこから垂れるコード先端の金属まで、首まわりだけでも見どころが多い。
ドラポケまで見ると、このパーカーはさらに面白くなる
フロントに付くのは、ヴィンテージスウェットで通称「ドラポケ」と呼ばれるポケット。見慣れたカンガルーポケットとはつくりが違い、身頃に対してポケットを重ねて付けるのではなく、身頃とポケットを切り替えて組み合わせる構造を持つ。ポケットを付け足したというより、ポケットまで含めて前身頃を組み立てている。その違いが、正面から見た時の独特な切り替えとして表れる。
さらにボディにはリバースウィーブ仕様を採用。生地を横方向に使うことで縦方向の縮みを軽減し、脇にはリブパネルを配して横方向への伸縮性を確保している。縦の縮みには生地の使い方で対応し、横の動きには伸びるリブを置く。ヴィンテージスウェットを代表するこの構造も、見た目だけではなく、着るための工夫として組み込まれている。
ポケットや脇ハギにはフラットシーマを採用している。縫い代を大きく重ねず平らに仕上げることで、厚みのあるスウェット生地でも接ぎ目がごろつきにくい。裏返して縫製を眺めるための服ではないが、こういう部分まできちんとつくられていることが、着た時の収まりにつながっている。見えるディテールだけではなく、身体に触れる場所までヴィンテージスウェットのつくりを拾っている。
AFTER HOODIE PARKAは、ヴィンテージの知識を披露するためのパーカーではないと思う。最初に惹かれるのは、しっかりした生地かもしれないし、少し変わった首元かもしれない。着ているうちにドラポケに目がいき、脇のリブや縫製まで気づいていく。買った日に全部を理解して終わる服ではなく、着る時間の中で少しずつ面白さが増えていく。アメカジを長く好きでいると、結局こういう服が手元に残る。派手ではない。でも、普通ではない。LAMPAで長く紹介していきたいと思えるパーカーです。
■Size
Mサイズ 肩幅52cm 胸幅62cm 着丈65cm 袖丈65cm
Lサイズ 肩幅54cm 胸幅64cm 着丈67cm 袖丈67cm
※着用画像はMサイズを着用。モデルは身長168cm、体重70kg、肩幅45cm、胸囲98cm、ウエスト84cm、ヒップ97cm、腿回り55cm、足のサイズは26.5か27cmくらいになります
おおまかですが身長170cm~175cmでMサイズ、175cmから180cmでLサイズといったサイズ感です
■Color
Scarlet
■Style
Pants A Vontade 2tac Marine Co. Chino Trousers VTD-0490-PT Mサイズを着用
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レビュー
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