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MODMNT PHOTOGRAPHER JKT (DETACHABLE 4WAY)

JPY82,500(USD520.62)

International shipping available

■Modmnt

ニューヨークを拠点に活動をしている鈴木大器氏をデザイナーに迎えたNangaの新ブランドで「MODMNT」は、「Module(組み合わせ)」「Mode(流行)」「Equipment(装備/道具)」「Element(要素)」を組み合わせた造語「Modulement」の略称。

それぞれが独立したアイテムを自由に選び、組み合わせ、拡張できる“道具のようなウェア”を提案。アメリカン、アウトドア、ミリタリー、ヴィンテージといった要素を再解釈し、MODMNT独自の視点で再構築。一つひとつのユニットを組み合わせて拡張できる、新しい機能服=道具服を展開。











■Lampaの見解

MODMNT - PHOTOGRAPHER JKT

写真家の仕事着を、現代のファッションへ。
機能から生まれた造形を、自由に組み替える一着。

服を長く見続けていると、過去の服が持つ魅力は、その形を忠実に再現することだけではないと感じる。軍服も、ワークウェアも、アウトドアウェアも、もともとは誰かの仕事や生活のためにつくられたもの。必要だから生まれたポケットや切り替え、身体を動かすための構造が、本来の用途を離れた時に、新しいデザインとして見えてくることがある。

MODMNTのPHOTOGRAPHER JKTは、その考え方をさらに一歩進めた一着だ。写真家の仕事着をベースに、撮影道具を携帯するための大小のポケットを備えながら、袖と裾をそれぞれ取り外せる構造を採用。フルレングスのジャケットからロングベスト、ショートジャケット、さらにはフィッシングベストを思わせるショートベストへ。一着のパーツを組み替えることで、単に形が変わるだけでなく、別のカテゴリーの服が姿を現す。

その背景を考えるうえで興味深いのが、1982年の中国旅行でアンディ・ウォーホルが着用していた、多ポケットのジャケットだ。フランスのrenomaが1979年に発表したマルチポッシュは、こうした機能服をファッションとして成立させた代表的な存在。ウォーホルは、テーラードジャケットやシャツ、ネクタイの上から機能的なジャケットを重ねていた。さらに当時のマルチポッシュには、袖を取り外せる仕様も存在した。機能服の形を日常の装いへ取り込み、着方そのものを自由に考える発想は、決して新しいものではない。

では、今この服をつくる意味はどこにあるのか。そこに鈴木大器氏の服づくりが重なってくる。ミリタリー、ワーク、アウトドア、トラッドといった異なる背景を持つ服の構造を理解し、それぞれの要素を新しい関係の中で結び付ける。MODMNTでは、その発想を着こなしだけでなく、一着の設計そのものへ持ち込んでいる。

LAMPAが惹かれるのも、まさにこの部分だ。昔の服を知っているからこそ、単なる復刻では物足りない。かといって、元の服が持っていた意味を失わせてしまっては面白くない。写真家の仕事着という明確な出発点を持ちながら、着る人が自分で形を選び、別の服へと変化させられる。その自由さに、このジャケットを選ぶ価値があると考えている。

写真家の仕事が生んだ、大小のポケット
フォトグラファージャケットの原点にあるのは、撮影に必要な道具を身体に分散して携帯するという発想。交換レンズやフィルム、露出計などをバッグから探すのではなく、必要なものを決まった位置に収め、撮影の動作を妨げずに取り出す。そのためにポケットの大きさや配置が考えられてきた。

このジャケットでも、前身頃には大小さまざまなポケットが配置されている。特に胸元の小さなポケットは、35mmフィルムを収納するためのもの。大きな物をまとめて入れる収納とは違い、小さな道具をひとつずつ分けて携帯するという、写真家ならではの要求が形になっている。

小さなポケットと大きなポケット、フラップとファスナー。それぞれ異なる構造が前身頃に重なることで、平面的な生地の上に細かな凹凸と横方向の線が生まれる。一般的な四つポケットのジャケットとは明らかに違う、複雑で緻密な表情をつくり出している。

さらに背面には、三脚を収納するための大きなポケットを配置。前身頃の細かく区切られた収納とは対照的に、背中には大きな面を使った立体的な構造が現れる。前から見た時と後ろから見た時で、ポケットがつくり出す輪郭まで変わるところも、このジャケットならではの特徴だ。

ここで重要なのは、MODMNTがこうしたディテールを、現在も必ず撮影機材を収納するためのものとして考えているわけではないこと。ブランド自身も、三脚用ポケットを実際に使うこと以上に、デザインの一部として捉えている。

フィルムを入れるための小さなポケットも、三脚を収めるための大きなポケットも、今では本来の用途を知らずに着ることができる。それでも形だけを適当に変えず、仕事の必要から生まれた構造を残している。かつての機能が、現在の服では造形そのものを楽しむための要素になっている。

そしてフードには、米軍のフィールドジャケット用フードを思わせる、深さのある形状と首元を覆うタブを採用。頭を包む立体的な形と、首元まで続く構造が、複雑なポケットを備えた身頃に負けない輪郭をつくっている。写真家の仕事着をベースにしながら、ミリタリーウェアの造形を取り込むことで、ひとつの時代や用途に収まらないジャケットへ仕上げている。

VENTONEが生む、機能と柔らかな質感
素材には、コットン62%、ポリエステル38%のVENTONE後染めオックスを使用。経糸に60番双糸のコットン、緯糸にポリエステルを用い、異なる素材を交織して超高密度に織り上げた生地だ。

60番双糸とは、細い60番手の糸を二本撚り合わせたもの。細番手の糸が持つ繊細さを生かしながら、双糸として織物を構成することで、生地の骨格をつくっている。さらに経緯で異なる素材を使用し、それぞれを染め分けることで、単色では表現しにくい複雑な色合いを生み出している。

この生地の魅力は、色の奥行きだけではない。高密度に織り上げられた生地が、フラップの重なりや立体的なポケットの形を支えることで、それぞれのディテールがはっきりとした輪郭を持つ。細かな収納が密集する前身頃も、大きなポケットを備えた背面も、生地の骨格があるからこそ構造の違いが見えやすい。多数のパーツを重ねながら、服全体の形が曖昧にならないところに、この素材を選んだ意味がある。

さらに超高密度の生地には、耐久撥水、ピーチ、BIO、SOFT加工を施している。ピーチ加工によって表面にはごく細かな毛羽が生まれ、滑らかな肌触りに。高密度に織り上げた生地のしっかりとした骨格を保ちながら、硬さだけが前に出ない柔らかな質感へ仕上げている。加えて透湿性、耐久撥水、UVカットといった機能も備えている。

この素材選びには、かなり意味があると思う。これだけ多くのポケットやファスナー、着脱部分を持つジャケットでは、生地が柔らかすぎると複雑な構造の輪郭が曖昧になりやすい。反対に硬さばかりを求めれば、服全体が重々しく見えてしまう。

VENTONEの高密度な織りが複雑な構造を受け止め、ピーチ加工やSOFT加工による柔らかな表面感が、無骨なデザインに穏やかな質感を加える。古い仕事着の造形を残しながら、現在の日常で着る服としての感触を整える。素材が単なる機能の追加ではなく、ジャケット全体の着心地と見え方を決める重要な役割を担っている。

服のカテゴリーさえ変えてしまう、着脱構造
このPHOTOGRAPHER JKTの着脱構造は、単に季節や気温に合わせて袖を外せるという発想ではない。袖と身頃下部をそれぞれファスナーで取り外すことで、フルレングスのジャケット、ロングベスト、ショートジャケット、ショートベストという四通りの形をつくることができる。

注目したいのは、袖だけでなく裾まで外せるという点。身幅や肩周りの構造を残したまま着丈が短くなることで、身体に対する服の比率が大きく変わる。フルレングスでは縦方向に広がっていたポケットの構成が、短い身頃へ凝縮され、横方向の広がりが際立つ。着丈を変えることが、ジャケット全体の輪郭を変えることにつながっている。

さらに袖と裾の両方を外すと、フィッシングベストを思わせる姿が現れる。撮影道具を携帯するためのジャケットだったものが、釣り道具を身体に収めるためのベストにも通じる形へ変わる。どちらも、両手を自由に使いながら必要な道具をすぐ取り出すという、共通した目的から発達してきた服だ。

その共通点が、パーツを外すことで目に見える形になる。フォトグラファージャケットの中に、別の仕事着が持っていた造形が現れるという発想が実に興味深い。

反対に袖だけを外せば、着丈を残したまま腕周りが開放され、縦長の輪郭を持つロングベストになる。袖がなくなることで、前身頃に配置された大小のポケットや、背面の大きな収納部分がより直接的に目に入る。身頃の長さを残すか、短くするか。それだけでも、同じポケットの配置がまったく違う構成として見えてくる。

ブランドが意識する、ゆるすぎないリラックス感を基礎にしながら、どのパーツを残すかによって服の比率を選べる。着る側がシルエットづくりに参加できる設計だ。

何より優れているのは、パーツを外した状態が、単にジャケットの一部分を取り除いた姿に見えないこと。袖や裾をなくすことで、それまでの形に隠れていた別の造形が現れ、それぞれが独立した服として成立する。

過去のマルチポッシュにも袖を取り外せる仕様があったことを考えると、MODMNTが行っているのは、かつての機能的な発想を受け継ぎながら、さらに服の丈と輪郭まで変化させる試みだと分かる。着脱という仕組みを、単なる利便性ではなく、異なる服の造形を行き来するための手段へ発展させている。そこに鈴木大器氏の服づくりに通じる、ジャンルを横断する発想が具体的な形となって表れている。

服を長く見続けていると、過去の名作を忠実に再現することだけが、洋服の面白さではないと感じます。元の服が持っていた意味を理解しながら、そこからどれだけ自由に発想を広げられるか。MODMNTのPHOTOGRAPHER JKTには、そんな服づくりの魅力が詰まっています。

一着の中にいくつもの服の造形があり、その日の気分や季節に応じて違う形を選べる。ヴィンテージを知るほど発見が増え、実際に着続けることで、自分なりの付き合い方が見つかっていく。完成された一つの形を楽しむだけでなく、自分で選び、変えていく楽しさまで備えている。そんな一着だからこそ、LAMPAで紹介する価値があると考えています。










■Size

Sサイズ 肩幅53cm 胸幅58cm 着丈74cm 袖丈57cm

Mサイズ 胸幅55cm 胸幅60cm 着丈76cm 袖丈59cm


着用画像はSサイズを着用。店主は身長168cm、体重70kg、肩幅45cm、胸囲98cm、ウエスト84cm、ヒップ97cm、腿回り55cm、足のサイズは26.5か27cmくらいになります。

※自分の場合、Sで程よく大きめな感じで、Mだと少し大き過ぎる感じです。

おおまかですが身長170cmから175cmでSサイズ、175cmから180cmでMサイズといった感じになると思います











■Color

Beige










■Style

Pants A Vontade Wind Shield Cargo Trousers VTD-0505-PT Mサイズを着用

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