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MODMNT T/TWEED UTILITY CPO SHIRT

¥30,800($196.35)

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■Modmnt

「MODMNT」は、「Module(組み合わせ)」「Mode(流行)」「Equipment(装備/道具)」「Element(要素)」を組み合わせた造語「Modulement」の略称。

それぞれが独立したアイテムを自由に選び、組み合わせ、拡張できる“道具のようなウェア”を提案。アメリカン、アウトドア、ミリタリー、ヴィンテージといった要素を再解釈し、MODMNT独自の視点で再構築。一つひとつのユニットを組み合わせて拡張できる、新しい機能服=道具服を展開。








■Lampaの見解

MODMNT T/TWEED UTILITY CPO SHIRT

海軍の仕事着を、素材と構造から再構築する。
ウールの表情を化学繊維でつくり、機能美を新たな造形へ。

服を長く見続けていると、ミリタリーウェアの面白さは、単に無骨で格好いいということだけではないと感じる。なぜその場所にポケットがあるのか。なぜ襟を立てて留められるのか。なぜシャツの形をしていながら、ジャケットとしても着られるのか。そこには、実際にその服を必要とした人たちの仕事や生活があり、その要求に応えるための工夫が積み重なっている。

MODMNTのT/TWEED UTILITY CPO SHIRTは、そんな軍用衣料の構造を出発点にした一着だ。ベースとなるのは、アメリカ海軍のCPOシャツ。厚手のウール生地を用い、シャツの構造を持ちながら防寒用の上着としても機能してきた服だ。そこへユーティリティウェアの考え方を取り入れ、胸だけでなく腰、袖、背面にまで収納を広げている。

さらに興味深いのが素材の選択だ。ウールのツイードを思わせる複雑な色合いと膨らみを持ちながら、実際にはポリエステルの特殊な糸によってつくられたTECHTWEEDを採用。昔ながらのCPOシャツをそのまま再現するのではなく、素材の成り立ちから見直すことで、まったく違う服として成立させている。

LAMPAが惹かれるのは、こうした過去の服との向き合い方だ。元になった服を知っているからこそ、その形を忠実に残すことだけが正解ではない。CPOシャツの構造を理解し、ユーティリティウェアの収納を組み合わせ、さらに素材を現代の技術で置き換える。異なる背景を持つ要素を一着の中で結び付けながら、現在の日常で着たいと思える服へ仕上げている。そこに鈴木大器氏らしい服づくりの面白さがある。

ウールの表情を、ポリエステルからつくるTECHTWEED
このシャツの印象を大きく決めているのが、特殊な撚糸技術によって生まれたTECHTWEEDだ。一般的なポリエステル生地とは異なり、ウールツイードが持つ複雑な色の混ざり方と、糸そのものの膨らみを、原料と撚糸の技術によってつくり込んでいる。

まず面白いのが色のつくり方。TECHTWEEDでは、レギュラーポリエステル、カチオン可染ポリエステル、原着ポリエステルという、三種類の異なる特性を持つ原料を組み合わせている。すべてポリエステルでありながら、染色への反応や、色を持つ仕組みがそれぞれ違う。

レギュラーポリエステルは一般的な分散染料で染色する原料。カチオン可染ポリエステルは、繊維を構成する分子の段階からカチオン染料で染まる性質を持たせたもの。そして原着ポリエステルは、繊維になる前の原料段階で着色したものだ。つまり、同じポリエステルという素材の中に、染まり方の違う成分と、最初から色を持った成分を組み合わせている。

この仕組みによって生まれるのが、トップ調と呼ばれる複雑な色合いだ。ウールのツイードには、一見すると単色に見えても、近くで見ると異なる色の繊維が細かく混ざり合っているものがある。離れればひとつの色としてまとまり、近づけば細かな濃淡が見えてくる。TECHTWEEDでは、異なる染色特性を利用することで、そうした奥行きのある色の表情をポリエステルで表現している。

ただし、色を複雑にするだけではツイードらしい生地にはならない。細く滑らかな糸で平坦に織り上げれば、色に奥行きがあっても、ウールツイード特有の立体的な表情とは異なるものになる。そこでTECHTWEEDでは、日本の特殊な撚糸技術を用い、ポリエステルのフィラメントから膨らみのある加工糸を開発している。

色の細かな混ざり方に、糸の膨らみが生む陰影が重なる。表面にはツイードを思わせる豊かな凹凸が現れ、化学繊維でありながら、昔ながらの紡毛織物に通じる表情を持つ。単にウールに似せた生地ではなく、ウールツイードがなぜ魅力的に見えるのかを、原料と糸の段階から考え直しているところが、この素材の面白さだ。

そして、見た目以上に大きな違いが、肌に触れた時の感覚だ。一般的なウールツイードでは、繊維の毛羽によるチクチクとした刺激が気になることがある。しかし、このTECHTWEEDにはそうしたチクチク感がなく、裏地を付けずに仕立てられている。Tシャツの上から直接羽織れるため、ツイードらしい豊かな表情を持ちながら、着る時に構える必要がない。見た目はクラシカルなウールの織物を思わせるのに、実際に身体へ触れるのはポリエステルの加工糸。この見た目と着心地の違いこそ、素材を置き換えた大きな意味だ。

さらにポリエステルを使用することで、ウールツイードとは異なる扱いやすさも追求している。TECHTWEEDは素材として防シワ性やイージーケア性を特徴としており、クラシカルな織物の表情を、現代の日常着として取り入れるための工夫が施されている。

この素材をCPOシャツに使う意味は大きい。本来のCPOが持つ厚手のウールによる防寒着としての印象を残しながら、その表情を別の繊維で再構築する。しかも、多数のポケットやチンストラップといった実用的なディテールに対して、ツイード調の複雑な色合いが加わることで、無骨な構造だけが前に出ない。服の形と素材の性格が異なるからこそ、単なる軍用シャツの復刻とは違う姿が生まれている。

CPOシャツに、ユーティリティウェアの構造を重ねる
CPOとはChief Petty Officerの略で、アメリカ海軍の上級下士官を指す言葉。CPOシャツは、海軍で使用されてきた厚手のウールシャツをルーツに持ち、シャツの構造でありながら、防寒用の上着としての役割も担ってきた。襟、前開き、袖口といったシャツの基本的な形を残しながら、身体を覆うための服として発達してきたところに特徴がある。

一方、ユーティリティウェアは、軍や作業現場で日常的に身体を動かし、仕事をするための服だ。装飾よりも実用性を優先し、必要な物を携帯するための収納や、動作を妨げない構造が求められる。代表的な軍用ユーティリティシャツでは、胸元のポケットなど、仕事に必要な機能が服の形を決めてきた。

MODMNTは、この二つの考え方を一着に重ねている。CPOシャツの基本的な構造を残しながら、左胸、両腰、背面の左右、さらに左袖にまでフラップポケットを配置。一般的なCPOシャツの胸元を中心とした収納を、身体の周囲へ広げることで、多目的なユーティリティウェアとしての性格を加えている。

ここで注目したいのは、単にポケットの数を増やしたわけではないということ。胸にあるポケットと腰にあるポケットでは、服の中での役割も見え方も異なる。腰に収納を加えることで、シャツだったものにジャケットとしての構造が生まれる。さらに袖や背面にもポケットを配置することで、前身頃だけでは完結しない立体的な造形へ変化している。

特に背面の左右に配置されたポケットは興味深い。通常のシャツでは大きな装飾を持たないことも多い背中に、左右のフラップと収納部分が加わることで、後ろ姿にも明確な構造が生まれる。正面では胸と腰のポケットがつくる横方向の線が目に入り、横から見れば袖のポケットがアクセントになる。見る方向によって異なるディテールが現れ、一着の中に複数の表情が生まれている。

そして襟元にはチンストラップを装備。襟を立てて留めることで首元を覆うことができる、軍用シャツにも見られる実用的な仕様だ。襟を開けばシャツらしい首元になり、立てて留めれば防寒着としての構造が前に出る。襟の扱い方によって、同じ服でも首元の輪郭が変わるところが面白い。

こうしたポケットやチンストラップは、もともと仕事や防寒のために生まれた構造だ。しかし現在の服では、その実用性に加えて、服全体の造形を決める役割も担っている。MODMNTは、それぞれのディテールが持つ意味を残しながら、配置や組み合わせを変えることで、新しい服の形へとつなげている。

シャツとジャケット、その境界を越える一着
このT/TWEED UTILITY CPO SHIRTを考えるうえで、もうひとつ重要なのが、シャツとジャケットの境界にあるということだ。もともとCPOシャツ自体が、シャツの構造を持ちながら上着としても着られる服だった。MODMNTはその性格を受け継ぎながら、腰や背面に収納を加え、さらにTECHTWEEDの豊かな表情を組み合わせることで、ジャケットとしての存在感を強めている。

シャツとして見れば、襟と前開き、袖口という基本的な構造が残っている。一方で、腰に配置されたポケットや首元を覆うチンストラップ、背面まで広がる収納を見ると、明らかに上着としての性格が強い。どちらか一方に決めるのではなく、二つのカテゴリーが持つ特徴を一着の中に共存させている。

ブランドが提案する、羽織りとしてもインナーとしても着られるという考え方も、この構造とつながっている。前を開けて羽織れば、胸から腰、袖へと広がるポケットがジャケットらしい輪郭をつくる。反対に上着の内側へ着れば、襟元や胸のディテール、TECHTWEEDの複雑な色合いが装いの中に残る。シャツの形を持っているからこそ、着方を一つに限定しない。

ここにも鈴木大器氏の服づくりが表れている。ミリタリー、ワーク、アウトドア、トラッドといった異なる背景を持つ服を、単純に組み合わせるだけではない。それぞれの構造が持つ意味を理解し、現在の服として成立する位置を探している。CPOシャツにユーティリティウェアの収納を重ね、さらにTECHTWEEDを選ぶという判断も、その延長にある。

特に面白いのは、素材とデザインが互いの印象を変えているところだ。もし一般的な無地の軍用生地で仕立てれば、多数のポケットが持つ実用的な性格がより強く現れるだろう。反対に、TECHTWEEDを装飾の少ない普通のシャツに使えば、素材の表情そのものが中心になる。しかし、この一着では複雑な収納と複雑な色の生地が重なることで、どちらか一方だけでは生まれない造形が成立している。

そして、その複雑さを支えているのがCPOシャツという馴染みのある形だ。襟があり、前開きで、袖口を備えたシャツの基本構造が残っているからこそ、ポケットを増やしても服としての輪郭を見失わない。古い服の形を知っていることが、自由に組み替えるための土台になっている。

昔の服を忠実に再現することにも価値はあります。しかし、その服が生まれた理由を理解したうえで、素材や構造を新しく組み替えることにも、同じくらい大きな面白さがあります。MODMNTのT/TWEED UTILITY CPO SHIRTは、海軍の防寒用シャツを出発点に、ユーティリティウェアの収納を重ね、ウールツイードの表情をポリエステルの技術でつくり直した一着です。羽織れば多収納のジャケットとしての姿が現れ、上着の内側ではシャツとしての構造と素材の表情が生きてきます。さらに、Tシャツの上から気軽に羽織れる肌触りも備えています。古い服の魅力を知るほど新しい発見があり、実際に着ることで、その自由な発想を楽しめます。そんな一着を、日常の中でじっくり味わっていただきたいと思います。









■Size

XSサイズ 肩幅53cm 胸幅59cm 着丈74cm 袖丈56cm

Sサイズ 肩幅55cm 胸幅61cm 着丈76cm 袖丈58cm

Mサイズ 肩幅57cm 胸幅63m 着丈78cm 袖丈60cm

着用画像はSサイズを着用。店主は身長168cm、体重70kg、肩幅45cm、胸囲98cm、ウエスト84cm、ヒップ97cm、腿回り55cm、足のサイズは26.5か27cmくらいになります。

※自分の場合、Sサイズでややゆったりとしたサイズ感で着れて、このアイテム特有のリラックス感ある雰囲気で着れて、適正サイズはSサイズだと思います。XSサイズだと特に窮屈な感じはなくジャストでスッキリとした感じで着れます。ゆったりが好きじゃない方にオススメ。Mサイズだとワンサイズ大きく着ている感じで、大きめが好きな方には良いかも。

※おおまかですが身長165cmから170cmでXSサイズ、170cmから175cmでSサイズ、175cmから180cmでMサイズといった感じになります








■Color

Gray







■Style

Pants CCP DOUGI Mサイズ着用

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